にんじん cover art

にんじん

こどものための聴く名作 21

Preview

£0.00 for first 30 days

Try for £0.00
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection - including bestsellers and new releases.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, celeb exclusives, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

にんじん

By: ジュール・ルナール
Narrated by: 日和 みか子
Try for £0.00

£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

Buy Now for £7.99

Buy Now for £7.99

Confirm Purchase
Pay using card ending in
By completing your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and authorise Audible to charge your designated card or any other card on file. Please see our Privacy Notice, Cookies Notice and Interest-based Ads Notice.
Cancel

About this listen

内容紹介

ある晩、お母さんがにわとり小屋のとびらをしめわすれたと言いました。

お母さんは三人の子どものうち、一番上のフェリックスにしめてきてといいました。フェリックスは自分の役目ではないと断ります。次にお母さんは「じゃあ、エルネスティーヌは?」と二番目のお姉さんのほうを向いて、聞きました。エルネスティーヌはこわいから嫌だと断りました。

するとお母さんは、今思い出したかのように「にんじんをわすれていたわ。にんじん、あなたが行きなさい」と言いました。お母さんは末っ子の男の子を「にんじん」とよんでいました。かみの毛が赤くてそばかすだらけだったからです。にんじんは自分もこわいから嫌だといいましたが、聞き入れてもらえません。しかもにんじんがぐずぐずしていると、お母さんはおこりはじめました。にんじんは怖い思いをしながら外へ行き、仕方なくにわとりのとびらを閉めました。 家に戻ったら家族のみんなから心配されたり、褒められてたりと期待をしていたにんじんは家族の無反応にがっかりしました。そのうえお母さんは「にんじん、明日からは毎晩おまえがにわとり小屋をしめに行きなさい」と言うのです。



このように家族が嫌がったり、面倒だと思うことは暗黙の了解のようににんじんが引き受けているのです。お母さんはにんじんをいじめますがにんじんはお母さんの愛情が欲しいと思い続けます。お父さんも仕事で忙しく冷たい反応。兄弟もにんじんのことをこき使います。

それでも正直で従順だったにんじん。

しかし、月日が流れ大きくなったにんじんは、初めて母親に反抗し…。



目次

1.にわとり小屋と犬

2.ひどい夜

3.兄弟

4.お父さん

5.学校の寮

6.名付け親のおじさん

7.マチルド

8.つり針

9.銀のコイン

10.変化

11.初めての反抗(はんこう)

12.にんじんの気持ち



ジュール・ルナール

1864年生まれ。フランスの小説家、詩人、劇作家。『根なしかずら』『ぶどう畑のぶどう作り』

『にんじん』などを発表した。1910年没。

©2023 PanRolling
Literary Fiction
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about にんじん

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.