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実説 城谷怪談 「押入れの呻き声」
- Narrated by: 城谷 歩
- Length: 38 mins
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Summary
<実説 城谷怪談>
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
<内容紹介>
「押入れの呻き声」(38分)
城谷がまだ小学生のころ。北海道には珍しく激しい雨が朝から降り続く嵐の晩、家の向かいの道路で大きな衝撃音が轟いた。慌てて駆け寄った窓を開けて外を見るとあらぬ方向に向いた何台もの車、沿道に群がる大勢の人、そして近くの横断歩道に転がった真っ赤な女性ものの傘。人身事故だった。
明朝、嘘のように晴れた通学路には、まだ昨夜の雨が水たまりをあちこちに残していたが、現場傍らの電柱の根元、その水たまりは真黒で表面に油が浮いていた。血であった。
聞けば被害者の女性は助からなかったという。
子供心にも重く悲しい気持ちになったのだが……事態は一週間後の雨の晩に急展開を迎えることになった。
打ち付ける激しい雨音を聞きながら、一人自室にこもって絵を描いていると。
<城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール>
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)